診療案内

肛門外来

専門医による肛門診療・日帰り手術(切らない手術)
肛門科を受診されるかたの多くは、診察・治療に多くの不安を持って来院されます。その中には手術を強く勧められる不安もあるようです。
肛門科診療を受けた多くの方が、保存的治療(生活習慣、排便習慣、食事)などで改善が見られます。実際に手術となるケースは1~2割程度です。

従来、入院で行われていた手術も注射による治療(硬化療法)により日帰り手術で対応が可能となっています。
入院が必要と判断したケースには責任をもって提携病院へ紹介させていただきます。

大腸肛門疾患 問診票

来院の際、問診票を事前に記入してお持ちいただきますとスムーズに受付・診察ができます。
問診票をプリントアウトし、記入の上、受付にお渡し下さい。

問診票PDFのダウンロード

肛門の治療

痔核(いぼ痔)の治療

これまでの痔核の手術は出血・脱出の原因となる部分を切除することにより、痛み・出血のリスクを考慮して1週間ほどの入院での治療が行われてきました。
お仕事や子育て、諸事情により入院ができない方に注射による硬化療法(ALTA療法)を行うことにより痛みや出血によるリスクは、大きく軽減され1週間ほどの入院が必要であったものが日帰りでの手術が十分に可能となりました。また、注射だけでは再発をきたしやすい内外痔核症例に対しては切除+ALTAのハイブリッド治療により再発のリスクが大きく軽減されています。

当院では静脈麻酔と局所麻酔の併用により眠っている間に治療を行います。
また重度の痔核症例で入院での治療が必要と判断された場合には、入院治療が可能で肛門の専門病院へ紹介いたします。

痔核の治療詳しくはこちらから

痔ろうの治療

肛門周囲膿瘍が皮膚側に貫通し瘻管が形成されると痔ろうが完成します。
痔ろうになると自然緩解することは難しく、繰り返し発症すると瘻管はより複雑化したり、複数の瘻管を作るようになったりします。手術による治療が必要です。

当院では単純型の痔ろうに対しては日帰りによる治療を行っております。
麻酔は腰椎麻酔と静脈麻酔を併用することにより眠っている間に治療を行います。

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裂肛(切れ痔)の治療

肛門科に肛門の痛みを訴え来院される方の多くは裂肛(切れ痔)です。
裂肛は初期には痛みや出血などを訴えられ、排便のコントール(便秘や下痢の改善)や外用薬を使用することにより治療が可能ですが、繰り返し症状がおこり慢性化してくると便が細くなり狭窄症状が出てきます。

裂肛の治療詳しくはこちらから

慢性化した裂肛・痔ろうを合併した裂肛・肛門狭窄には、必要に応じて日帰り手術を行っています。
麻酔は腰椎麻酔と静脈麻酔を併用することによって眠っている間に治療を行います。

肛門治療の費用

1割負担 3割負担
血栓摘除術 約2,000円 約6,000円
肛門周囲膿瘍(切開) 約3,500円 約10,000円
硬化療法(ALTA治療) 約7,000円 約20,000円
痔核根治手術 7,000~10,000円 20,000~30,000円
痔ろう根治術(単純) 約7,000円 約20,000円
痔ろう根治術(複雑) 約10,000円 約30,000円
裂肛根治術 約7,000円 約20,000円
肛門形成手術 約10,000円 約30,000円

 

内視鏡検査

苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラでの検査
鎮静剤を使用することで、楽に苦痛なく検査が受けられます。

胃内視鏡検査(胃カメラ)

    • オエッとならない苦痛の少ない検査

胃カメラが喉を通る時に起こる嘔吐反射を防ぐために、鎮静剤と細径内視鏡を使用し嘔吐反射による苦痛を軽減させています。

    • 鼻からの内視鏡による検査にも対応

口からではなく鼻からオリンパス社製の経鼻内視鏡を挿入することで、強い嘔吐反射が起きにくくなっています。
ご希望の方は、当院までご相談下さい。

    • 大腸カメラと同時に検査可能

必要に応じて、胃カメラと大腸カメラを同時に行うことも可能です。
胃カメラ検査後に大腸内視鏡検査を行います。両方合わせて30分程度で終わります。

    • 最新の内視鏡システムを採用

当院では内視鏡システム本体に、業界トップシェアオリンパス社の最上位機種「EVIS LUCERA ELITE」を導入しています。これは大学病院や総合病院と同等、それ以上の最新システムです。

    • 安心の内視鏡洗浄方法

検査ごとに日本内視鏡学会が推奨している方法で洗浄・消毒を行っています。
また、その他の感染症対策として、検査着や治療器具は全てディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。

胃カメラでわかること
胃がん・食道がん・十二指腸がん
胃潰瘍・十二指腸潰瘍

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸カメラは曲がくねった腸管をカメラが進む際に腸管が進展されることで苦痛を感じます。鎮静剤を使用し、患者様の体形に合ったカメラを選択し丁寧に操作することでこの苦痛を軽減させます。

当院の大腸内視鏡検査の特徴

    • 苦痛の少ない検査

当院では「無送気軸保持短縮法」という腸を折りたたむようにする挿入方法で、お腹に優しい大腸内視鏡検査を行っています。

    • 鎮静剤(麻酔)を使用

大腸内視鏡検査の辛さを軽減するため、鎮静剤(麻酔)を使用して検査を行っています。

    • 見つかった病気をその場で対処

検査中に病気が見つかった場合、安全面に配慮したうえで組織検査やポリープ切除など行っています。
鎮静・鎮痛剤を使い行いますので、苦痛を感じることはありません。

    • お腹の張りがありません

当院では炭酸ガス(CO2ガス)を用いて検査を行います。
炭酸ガスは空気よりも腸からの吸収が約200倍早く、検査後にお腹が張って苦しいということは殆どありません。

    • 2Lの多量の下剤を使用しない検査

多量の下剤を使用しない方法もございます。
胃カメラ終了前に少量の下剤を胃カメラから注入することで、排便回数が少なく、肛門への負担(出血・疼痛)も軽減されます。
下剤処置が苦手な方はぜひ当院までご相談下さい。

    • 胃・大腸の同時検査が可能

時間的負担を考慮し、必要に応じて胃カメラと同時に検査を行うことが可能です。

    • 最新の内視鏡システムを採用

当院では内視鏡システム本体に、業界トップシェアオリンパス社の最上位機種「EVIS LUCERA ELITE」を導入しています。これは大学病院や総合病院と同等、それ以上の最新システムです。

    • 安心の内視鏡洗浄方法

検査ごとに日本内視鏡学会が推奨している方法で洗浄・消毒を行っています。
また、その他の感染症対策として、検査着や治療器具は全てディスポーザブル(使い捨て)を使用しています。

内視鏡検査の流れはこちらから

内視鏡検査の費用

1割負担 3割負担
胃内視鏡 約1,500円 約5,000円
胃内視鏡(組織検査あり) 約2,000円 約6,000円

 

1割負担 3割負担
大腸内視鏡(ポリープなし) 約2,000円 約6,000円
大腸内視鏡+ポリープ切除(1部位) 約9,000円 約24,000円
大腸内視鏡+ポリープ切除(2部位) 約10,000円 約27,000円
大腸内視鏡+ポリープ切除(3部位) 約11,000円 約30,000円

 

ピロリ菌検査

ピロリ菌検査と治療

ピロリ菌は胃の中に住みついて、胃炎を起こす原因になる細菌です。
1994年、世界保険機構(WHO)は、ピロリ菌を発がん物質として認定しました。

日本人の約半数がピロリ菌に感染しており、年齢と共に感染率は高くなっています。
除菌により胃がんの発生率が1/3に抑制されるとされています。

ピロリ菌検査について

胃がんの最も大きな要因であるピロリ菌の感染の有無は、容易に判断できます。
保険診療でピロリ菌の感染診断や除菌治療を行う場合には、胃カメラで胃炎の診断が必要となります。
検査の方法は、採血・呼気テスト・胃カメラでの粘膜採取・検便・ウレアーゼテストなど様々ですが、負担の少ない確実な検査を提案します。

胃がんを予防したい、胃に違和感を感じるなどのご心配がある方は、お気軽にお問い合わせください。

胃カメラ(胃内視鏡検査)はしたくないが、ピロリ菌検査を行いたいかたへ
ピロリ菌の検査や除菌は、胃カメラ(胃内視鏡検査)で胃潰瘍、十二指腸潰瘍や慢性胃炎を認めた場合にのみ保険診療が適応となります。
胃カメラなしでは保険診療でのピロリ菌検査や治療はできません。

多くの方のご要望を受け、当院では保険適応とならない型を対象に、自費診療によるピロリ菌検査・除菌を行っております。

 

便秘外来

便秘は単に排便の回数や排便量によるのではなく、残便感や便が出にくいといった症状があれば便秘と考えられます。つまりすっきりと排便できない状態であれば便秘とされます。

排便習慣は個人差が大きく、毎日排便があっても、硬い便や排便困難を感じる場合があり、排便が2~3日に1回で硬い便でも全く苦痛を感じないこともあります。

便秘の3つの原因

  • 食生活
  • 運動
  • ストレス(睡眠・生活リズム・精神ストレス)

便秘が起こす問題

  • おならが臭い・口臭
  • 肌荒れ
  • 肥満
  • 不眠

当院では便秘の原因を同定し、その病態にあった投薬を行うだけでなく、食事指導や便秘運動生活指導などトータルのサポートを行います。
いわゆる便秘(機能性便秘)にもタイプがあり、治療法もそれぞれ異なるものですのでご相談ください。

治療方法

食事指導・排便習慣・運動などの指導を行い、薬を処方します。便秘の原因はその人により異なりますし程度もタイプも異なりますので、一人ひとりにあった投薬を行っていきます。

刺激性下剤を長期にわたり使用してきた方には、まず、便性の調整(便の硬さ・性状)を行います。排便習慣の指導と食事でリズムが作れるようにします。

長期に渡り便秘を患っている方は、短期間ですぐ解消できるものではありません。
ダイエットのように自分にあった食事・生活習慣で長く快適な排便ができるようになることがゴールです。